メダカも人間と同様、身体に必要な栄養を食事から補給します。餌やりに関する知識を身につけて、健全な成長をサポートしましょう。
餌の栄養
メダカは、ゾウリムシやミジンコ、水中の植物の葉や茎、小さな昆虫など様々な物を口にする雑食性の魚です。屋外飼育の場合、小さな虫や蚊の卵(ボウフラ)が、偶然飼育水の中に飛び込んでくることもあります。しかし、生き餌は消化が悪く、時には病害虫を持ち込む可能性もあるため、主食にするなら人工の餌が適しています。
与える量
1回に与える量の目安としては、5分位で食べ終わる量が理想的です。稚魚の場合は、親用の餌を潰して小さくするという方法もありますが、可能であれば稚魚用の粉末タイプをご購入ください。
様々な栄養が含まれた餌を与えることで、魚たちはすくすくと育ちます。2~3分で食べられる量を与えてください。ただ、あくまでこの量は目安となりますので、日々観察しながら増減することをおすすめします。
与える回数
季節に応じて、餌の与える頻度を調整します。夏はメダカも活発に泳ぐため1日2~3回、春や秋は1日1回は与えるようにしてください。寒い冬は水温も下がり、メダカの動きも鈍くなります。この時期は冬眠に近い状態になるため、餌を与えなくても大丈夫です。
食べてくれない場合
なかなか食べてくれないときは無理に与えようとせず、しばらく様子を見ましょう。餌の種類によっては、食いつきが悪いものもあります。
いつもの餌を変えてみるのも良いでしょう。また、水温や水質の急激な変化も食欲低下の原因となるため、飼育環境も見直してみましょう。ただ、与えた餌を食べなくても、容器内のコケや微生物などを摂取していることも多いです。
それでも「何か病気にかかっているのではないか?」と心配な場合は、一度お求めになられたショップにご相談ください。
当店ではメダカの通販だけでなく、飼育用品の販売も行っております。メダカたちにとって嬉しい環境を整えてあげることが可能です。めだかの飼育をお考えなら、ぜひ当店でお気に入りの品種をお探しください。